ヒルマノイタズラ

s市の中心街


職場の前は栄えていた


お昼休みに後輩と食事へ


雑踏の中背中を押された


斜め後ろを歩く後輩は驚いた


目に見えない何かが


私の背中を音が出るほど叩いた


何者?


私にはわかっていた


この世に残るものの気配を


その後仕事に戻ったが後輩が気味悪がった


そりゃそうでしょう


目の前で奇怪な場面に遭遇したのだから


私の背中についた手の跡を見せればよかったと少し思った


30歳の時の話である



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